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『建築士』と『建築家』と『設計士』の違い。
加東市の設計事務所『スタジオエイト建築事務所』です。
本日は、お客さんよりの質問にお答えしたいと思います。よく聞かれる質問なので一度、自分なりの見解と分析をお応えしたいと思います。
表題の『建築士』と『建築家』と『設計士』の違いは何?とよく聞かれます。
1:大きな違いは、職業性です。
『建築士』:建物の設計・工事管理・施工管理・申請業務を法律に基づくチェックをする人。
『建築家』:建物のデザインを考える人。
『設計士』:構造・設備など以外の事の建物について設計のみをする人。
が簡単な職業性の区分になると思います。
2:次に『国家資格』の必要性。
『建築士』:建物の法律行為を行うので一級建築士・二級建築士・木造建築士と建物規模に応じて必ず必要となります。
『建築家』:デザインを考えるには特に国家資格は必要ではありません。 ※法律行為を行う場合に建築士が必要となります。
『設計士』:法律行為を行わない間取り設計プランニングには国家資格は必要ではありません。 ※法律行為を行う場合に建築士が必要となります。
と建築士のみが国家資格を必要となります。
『建築士』が職業区分におうじて、『建築家』『設計士』と名乗る事はOKです。
『建築家』『設計士』を職業としている方で無資格の人は『建築士』と名乗る事はNGです。
3:建築的知識の多さ下記の通りになります。
『建築士』:建物ランクに応じた国家試験に合格しないと資格者となれない事もあり法律的な知識はお任せ下さい。
『建築家』:建物のデザインに感性でお答えするので面白い知識はお任せ下さい。
『設計士』:法律にかからない間取りの設計はお任せ下さい。
4:費用について、
国家資格の有無で違う事はお客さんから『設計・調査費用』『確認申請費用』を業務費用として請求は出来るのは有資格者のみです。。ただし『デザイン料・意匠費用』名目の費用は国家資格無しでも請求が出来ます。
大きな違いはこんな感じです。
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