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『西脇市インナ-ガレ-ジのある平屋。』新築注文住宅
加東市の設計事務所『スタジオエイト建築事務所』です。
『建築士と造るお家。』の新築の注文住宅、お家づくり速報。
今回は『西脇市インナ-ガレ-ジのある平屋。』の基礎工事。
先週、配筋検査を行い1回目のコンクリート打設。その後立上げコンクリ-トのアンカ-チェックをし基礎工事完了となります。
左がコンクリート打設前、右がコンクリート打設後立上げ基礎アンカ-チェック後になります。
インナ-ガレ-ジ部分は土間コンクリ-トを工事完了後に施工するため、ベタ基礎だとスム-ズな駐車が出来ない段差が生まれます。その様な段差を無くし良い駐車スペ-スを考え計画しており、布基礎とする事で適切な駐車スペ-スとする事ができます。
ベ-スコンクリ-ト(耐圧版)の配筋状況。D13@150mm縦横が標準仕様としております。構造計算上はD10@200でも大丈夫でしたが、D10だと施工時に鉄筋が曲がりやすく適切な位置でコンクリ-トと混ざり合わない事が見られます。
その様な見えない施工不良が無いように、D13@150mmで配筋しておく事で対応しております。
根拠のある構造計算による設計は、施工のことまでは配慮していなので施工の知識を持って設計する事が施工不良を防ぐ事ができます。
型枠(コンクリ-トの形を作る箱)から鉄筋のかぶり厚さを測定。基礎の鉄筋を組む前に型枠を組んでおかないとかぶり厚さは測定できません。配筋検査の段階で型枠を組んでないのはNGです。※かぶりを計測する事が出来ないため。
土に接する部分は原則60mm以上離す。鉄筋の腐食を防ぐ為に必要な数字です。しっかりみておく必要があります。
ホ-ルダウンアンカ-も同じく土に接する部分は原則60mm以上離す。鉄筋の腐食を防ぐ為に必要な数字です。しっかりみておく必要があります。
基礎コンクリ-ト打設してからでは、必要な場所にアンカ-を施工する事は出来ません。
打設前にしっかりと、構造図、金物図、耐力壁図を参照にチェックをしていきます。
基礎伏せ図にミスがあった場合にも、構造図、金物図、耐力壁図を参照する事で欠陥住宅を未然に防ぐ事が出来ます。
※基礎打設後にあと施工ケミカルアンカ-は必要耐力が確保出来ないのでNGです。アンカ-は是正できないので必ずコンクリート打設前にチェックします。
型枠の大方中心に鉄筋が収まる事も目視で確認してバランスの良い施工も大事です。
丹波市・北播磨(多可町・西脇市・加東市・小野市・三木市・加西市)を中心から1時間以内で設計から施工まで安心して任せられるお家づくり。『建築士と造るお家。』スタジオエイト建築事務所